レモネード飲みたい

できれば炭酸の

コール・ミー

ブログを書く気にならないんだ。

なんて友人に溢した日から約一週間。

今のこの混沌とした気持ちをどうにか収めようと思って、結局文字に起こしている。

 

想像を超える仕事やら問題ごとがいっぺんにのしかかってきたわけだから、頭がずっとこんがらがってる。

それでも一週間前。全てがうまくいった日があった。

あまりにも嬉しくて、連絡をもらった瞬間に飛び跳ねた。

達成感ってこれかって、頑張ったのはきっとこの瞬間のためなんだって思った。

気がついたら私は彼のLINEを開けていて、何も考えずに電話をしたら3コールくらいで出てくれた。それもやっぱり嬉しかった。

 

その前日かな。

超がつくほどの長電話で、仕事を終わらせた。

その時の私は、いくつかの大きな決断をしなくちゃならなかった。

それに追加して、毎晩寝る寸前に相談にのっていたことから来た寝不足もあり、久しぶりに結構疲れていたみたいでさ。

テンションから何まで、少しおかしかった。多分、電話をするべき日ではなかった。

全部を彼に投げることも、責任放棄みたいで嫌だった。だから電話の前に、1人でできるところを全て終わらせた。本当は彼と2人でやったほうがいいのにね。本当にただの意地だった。

こんなに何も上手くいかないのに、それでも頑張っている理由が私にはよくわからなかった。

精神が参ってると、弱気になっていくものらしい。

「こんなにやったんだ、偉いでしょ」って、自分はまだ大丈夫だと言い聞かせるように言った。

冗談でも少しだけ、頑張ったねと言われたかったのかもしれない。

 

そうしたら、

「よくやったな」って。

そう、確かに彼が言った。

 

胸が熱くなった。

思ったより気持ちがこもっている気がして、その言葉だけがふちどられたみたいだった。

その日は結局、余りの仕事をほとんど彼にやってもらった。

彼も結構自分勝手なところがあると思うけれど、こういう優しすぎるところがあるから絶対に憎めない。ずるいよなぁ。

自分がダメになったら、きっと変わりに頑張ってくれるのは彼なんだろうなと考える。

ならまあ、私が本当にダメになってもなんとかなるんだろう。

 

先週は凹むことが多かったわけだが、全部、誰かの言葉で救われている。

大きすぎる決断は、前にあるだけで案外精神をすり減っていく。

辞める、諦めたいとぼやいたら、本当に文字通り全力で止められた。

「みんな生まれたときはそんなことできないねん。いつからできるようになったかというと、、、今やねん」

そのメッセージと共に、謎の踊るスタンプ。

どう考えても彼女は関西人じゃないのに。なんでこういう真剣な場所でエセ関西弁を堂々と使うんだろう。てかなんだ、このスタンプ。

なんて考えていたら、こんなに悩んでいること自体が阿呆みたいに考えられた。

クサイくらいの全力な説得で、結局諦めることはやめた。

「最後に一度だけチャンスをください」

その言葉を合言葉に、私は彼女の企みについていくことにする。

ボロボロに泣きながら相談してくる彼女が笑えるのなら、私も頑張ろうって思えるから。

 

大好きな人たちの素敵な企みには、ほとんど全部加担すると決めている。

苦手なゲームを始めてみてやっぱりボロ負けして、でも初めて勝てた時は嬉しかった。

校長先生に本を貸して、秘境に行った。怒涛の新年会も楽しかった。

写真上手だねって、仕事を頼まれることも。好きなことを任されることも。

部屋でカップラーメンパーティをするのだって、幸せだ。

夢のプロジェクターカラオケ大会はとにかく笑ったし、新しい好きな曲もできた。

真冬の無計画天体観測なんてきっと馬鹿の極みだけど、最高な時間だし。

それが朝の走り込みでもいいよ、凄く楽しいから。

街に遊びに行く前に校庭で走り込みをしていたやつがいるって、真っ赤な耳で寒さに凍えながら走っていたやつが私だって、文字に起こせば余計におかしな話だ。

 

バンドメンバーと遊びに行けたのは楽しかった。

楽器屋さんを見るのは楽しいけど、それより何より、ギターを触れて楽しそうな彼らを見られることが嬉しかったりする。

歩いた道は本当に全部懐かしくて、その道を今の仲間と歩いていること自体が不思議すぎて、変な気持ちになった。

その道を歩いていた初期は、沈んでばかりだった。1人でヘッドホンから音楽を流して、周りの人に一切気づかないくらい爆音の世界に浸っていた。

音楽は、現実から私を引き離してくれる生命線だった。

それなのにその音楽は、今の仲間たちと私を繋いでくれたキューピッドでもあった。

日々の気持ちを誰も聞いていない放送に乗せてみたり。どうせ誰も気にしてないよななんて、今の心情にぴったりの曲を誰かに送ってみたり。やっぱりただ好きな曲を流してみたり。

そうやって今日も明日も、私は結局、音楽に救われていく。

今も昔も最後にはちゃんとあの道を、一緒にいて幸せな仲間と歩けるようになったみたい。

 

共犯者と、私が名前をつけてから半年くらいは経っただろうか。

今日だって、彼は頼もしかった。このブログを書くのに夜更かししたせいで、半分くらい意識がなかったのはここだけの話だ。

初めて『共犯者』と明記したあのブログを、私自身が越えることはきっとない。

あんなに泣きながら文章を書くことなんて、後にも先にもないと思うから。

だからあの文章を読んで、泣いたと言われて、私の涙は無駄じゃなかったと感じた。

夏休みの最後に心を削ってでも、あの文章を書いてよかったって、そう思えた。

 

今日もきっと、誰かがどこかの部屋で泣いている。

今もまだ問題ごとは消えてはくれないし、もはや日々を過ごせば過ごすほど、増えているとすら言える。これが部活のことだけだったらいいのにね。

正しいことが正解じゃない時に信じるべき答えを、私は知らない。

ただ誰かに信頼されているうちは、まだ必要とされてるんだって実感することができる。

正解が分からなくたって答えを探せるんじゃないかって、そう現状に食らいつくことができるのだ。

明日は今年初の発表で、次は去年からの念願が叶う機会になる。

明確な目標があるうちは、頑張れると思う。

だから共犯者くんは、ただベースの、私の隣にいてくれ。

それでももし、私が本当にダメになることがあったなら。

その時はきっと誰にも言えなくなるから、もしよければ電話でもかけてあげてほしい。

次にまた遊びに行くことがあったら、今度はやっぱりレモネード飲もうかな。

言われたかった言葉

お久しぶりです。

久しぶりすぎて、どう初めていいのかわからない。

最近読む本たちが面白すぎるから、このブログを開けました。

何かを文字に起こしたくなって。

でも人に貸すことが確定したので、一回黙っておきます。

読んでよって言ったら、「読みたい」って言ってくれる人がいることが本当に嬉しい。

読み終わったら感想会したいな、なんて。

 

そういえばいつの日か、授業で読んでいた文庫本を、仲の良い先輩に貸してほしいと言われまして。

貸したら爆速で返ってきたのには驚きました。

感想会したいー!って頼まれたやつ。思いのほか忙しくて、できなかったことを今少し悔やんでる。

 

そんな先輩からお勧めされた本も読んだわけです。

きっと面白いんだろうなと思いながら、やっぱり期待を裏切らない、素敵な小説でした。

バンドの話を読むつもりはなかったのに、最近読むどの本も、音楽の話が出てくるのです。

かつ、登場人物にブログがらみの話が出てきて、運命感じた。もはや。

とりあえずこの本は先輩と感想大会をしてから語ろう。次に私が先輩に貸す本は決めているのです。

で、もし時間があったら、交換ノートのようにブログを書きまくっていた本好きな彼にもおすすめしよう。そうしよう。

と思ったけどこれ電子で買ったから、貸し出せやしないか。

 

まあとりあえず、学校で貸す本を読んでみてほしい。

ちょっと読むのに心が痛い気もするけど、でもね、なんかほんの少しだけ、ほんの欠片だけ、私たちのバンドみたい。

そんなことを本を読みながら考えた。

本当に身の程知らずでおこがましいなとも、同時に思った。

 

学校に帰れば、冬に読んだ本を紹介しようの会が開催されるらしいのです。

来年はどんな一年になるかな。

今年の初期と今で、考えていることが180度くらい変わっているものだから。

誰かと仲良くなっても、その子と距離が開いて。また元に戻ったり、元より仲良くなったり、戻らないままの子もいたり。

そうやって、変わっていく関係性の中を練り歩いている。

幸せすぎると怖くなるのは、溢れんばかりの喜びをいつも誰かから貰っているからだと思う。

今あるものが消えていくことを想像するのは、こんなにも怖い。

ひとりじゃ生きられないことを本当に気がついたのは、ひとりじゃなくなってからだった。

 

影で頑張っている人がいることを、自分が頑張ってみて初めて知った。

仕事ができる人ほど褒められない。

返信が速いことが普通だと認識されるから。完璧が当たり前になっていくから。

やるせないけど、そんな感情も全部文字とか、音楽になればいいやって思う。ドラムが言っていたようにね。

私が誰かに対して「頑張ってるな、凄いや」と思うように、誰かも私にそう思ってくれているかもしれない。

だから今はただ信頼できる人に、一緒に頑張ってくれてありがとうと伝えたい。

 

最近後輩が、目を輝かせながらこんなことを言ってきた。

「先輩たちの演奏が凄くかっこよくて、私もバンドやってみたいって思いました」

部員数を答えると、軒並み先生たちに驚かれるくらい、巨大なグループにまで成り上がった。

気難しいと言われる先生を、何人も味方にした。

先輩!と慕ってくれる後輩も、有難すぎるほど沢山できた。

だからこその問題も山積みだけど、それでもこの言葉は、それを全部吹き飛ばせそうな力を持っていた。

軽音部を作りたい、ライブをしたい。

そんなひとり言を現実にできたのは、間違いなくその夢を一緒に見てくれた人がいるからだ。

幾多の先輩のバンドに影響を受けた私は、いつか自分もそうなりたいと夢見ていた。

あの先輩みたいに楽しそうに演奏したい。それが今も根付いていることに驚いたりする。

そして自分よりも暴れた人と舞台の上で目が合う瞬間が、こんなにも楽しい。

 

「私たちの演奏を見て、バンドがしたくなった」

この言葉を、私はどこかでずっと待っていたのかもしれない。

 

ここまで頑張ってくれて、私のことを大切だって言ってくれて、本当にありがとう。

これからもどうか、一緒に頑張ってくれると嬉しい。

……なんちゃってね。

夕暮れに

がらがらの図書室からこんにちは。お久しぶりです。

脳内には、好きなバンドのライブ動画。

日が短くなった空を眺めながら、文字を打ち込んでいます。

 

何も変わらず、楽しい日々を送っています。

と言いたいところですが、テストの点数は酷いし、問題はなくならないし、悩み事は消えないし、あれやこれやと色々なことが起きそうで怖いところがあります。

 

 

テストがありました。

絶賛風邪をひきました。

でも熱が出るわけでは決してなく、ただひたすらに喉が痛すぎただけだったんですけど。

 

風邪をひくと、弱くなるのかわかりませんが、いつもより誰かの優しさが心に沁みました。

「だいじょうぶ?」と口パクで言われた時、私びっくりしたもの。

疲れたとか、大変、なんて溢すと、菅田将暉さんの『虹』を流してくる友人も。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

久しぶりに、バンドで前に立ちました。

リハーサルで違う曲を弾いたりなんかして。

成長したななんて、感傷に浸っていたわけです。

 

今回は初めてほぼ全員の前で、ギターがボーカルをした回だったんです。

そしたら沢山の友人が、

「ボーカル歌上手いね」

って言ってくれて。

その言葉を聞くたびに、謎に私が、でしょーって得意げにニヤついていました。なんでやねん。

でもね、彼は本当に歌が上手いんです。

それがみんなに知られて、嬉しかっただけです。

うちのボーカルは凄いんだぞーって。

 

二曲目は本当に思い出深いというか。

そりゃあ、一年前に練習していた曲だもんね。

あの時は、良くも悪くも何も知らなかった。

これから先、こんなにも沢山の試練が待ち構えてるんだって。

 

でも戻っちゃったら最後、

これまでの日々も、今までの頑張りも、全部無かったことになりそうだから。

それは嫌だなって切に思います。

 

 

大人の話を聞く機会があって。

将来のことを少し考えたわけです。

私は本当に夢がなくて。

大人になったらこんなことがしたいとか、そういうのがほとんどないんです。

正解って何なんだろうって。

時々思ったりします。

この言葉を言わなければ問題は起きなかったのにとか、結局後悔ばかりなものだから。

 

いつか、どんな大人になるのかな。

頑張れなくて休みながらでも、なんとかやってるかな。

 

沢山の優しい人たちに恵まれて、嬉しいことも同じくらいあるはずなのに。

ほんの少しの嫌なことの方が目についてしまうのは、何でなのでしょうか。

 

 

嫌な先輩と関わらなくてもいい日が来るように、

大切な人とも離れる日が来るのでしょう。

 

テスト期間が永遠に続かないように、

楽しい今が終わる時も必ず来るのでしょう。

 

ドラマみたいなこの日々を、いつかは懐かしく思うのかな。

 


今日が最後の披露になってもおかしくないんだなって。

そう、舞台の上で考えていた。

 

でもね。

横にいる、楽器を弾いてるメンバーを見るたびに思うよ。

私は今、バンドを組めて幸せだなって。

泣きたくなるほど愛おしいこと

深夜にシャワーを使うことは至高だ、と気づいてしまった二年目。

3連休の中日です。最高すぎる。

三連休後にはテストが待ち構えているんですけど、そんなことは考えません。無かったことにしてしまおうです。

 

午前中にむっくり起き上がってスマホをいじっていたら、時間は正午を回っていました。

おかしなはなしです。

1時くらいにのんびりお昼を食べに行ったら、あったものが好きなものばかりだったので、一人で舞い上がっていました。

後輩ちゃんたちも仲良くバンドやっているみたいだしさ、いいことです。

 

もうそこから先は記憶がありません。

ルームメイトに、洗濯物を片手で畳む方法を教えてもらった事しか覚えていません。

何してるんだろう。

 

4時くらいから宿題でもやるかとパソコンの前に座っていたところ、友人が部屋にやってきたわけです。

「絵描けたから、ポスター作って!」

ふと、3日前にポスターを作ることになったことを思い出します。

友人とああでもないこうでもないなんてポスターを作っていると、気が付けば時刻は6時を回っていました。

やはりセンスはなかったみたいです。

ライブのポスターを作ってくれた彼には、感謝せずにいられません。

 

雲が空を埋め尽くしていた今日。

肌寒くなった校庭を歩きながら、暗闇でバスケをする友人を横目に、夜空を眺めていました。

こんな時間が愛おしいんだって、きっとそうなんだと思います。

 

寮に帰って、友人とベットで喋っていればもう夜です。

そうして明日が最後の休みの日。憂鬱ったらありゃしません。

 

いきなり電話しようなんて連絡が来て、だらだらと会話をしていたら2時間が経っていました。

結局人生観とかを話しているものだから、私が長電話をするとそこに行きつくみたいです。

なんでこんなに話すことがあるんだと、今更疑問に思います。

でもね、相手は心配してくれているみたいだったから。

私の大丈夫って気持ちは、伝わったのでしょうか。

 

以前私に「悩んでることなんて無さそうじゃん」と言っていた彼女が、

「(私)忙しすぎじゃない、大丈夫?」と言ってきて。

優しくてもう、嬉しかったんです。

 

最近、凄く心に響いたことがありましてね。

テスト前に一夜漬けして、よくわからん会議やらが入っていて、まあそうやって気が付けば昼寝をしていた日があったわけです。

それでも友人の試合を見に行って、夜から宿題を始めた日があったんです。

宿題の量としては本当にギリギリで、結局、夜ご飯を抜けば終わるだろうという結論にいたりました。

そんなことを帰ってきた友人と喋ると、私が超の付くほど食いしん坊であることを知っている彼女はこう言いました。

「ラーメンと器ちょうだい」

全部自分のせいなのに、宿題が終わっていないことも、それを自覚していたくせに寝てしまったことも。

作ってくれた醤油ラーメンを、集まりがあるからと3分で食べたその夜。

こんな優しいことがあってたまるかよと思って。

一人でしみじみとしていました。

 

 

ムカつくことも沢山あるけれど、やはり今日も笑えるのは、誰かがくれる優しさのおかげなのかもしれません。

友人が言ってくれました。

「(私)は本当に優しいよ」って。

そうでありたいと思います。

今も、これからも。

大切な人が一人ですべてを抱え込んで苦しい思いをするのなんて、耐えられないもの。

そんな人に優しさを与えられる存在でありたいなんて、大それたことを思いました。

辛いことがあったら。話すことで、それが少しでも和らぐのなら。

いくらだって聞きたいよ。

現実逃避だって、必要な時間だと信じています。

じゃなきゃやってられないもの。

明日はどんな一日になるでしょうか。

明日、誰かが消えるのなら

ようやく、全てが落ち着いた気がして。

この一週間。

長かったけど、早かった。

 

色々なことが重なっていたはずなのに、頭を空っぽにしようもんなら一つのことしか浮かばない、それくらいインパクトの強い出来事がありまして。

だから今日は、それを語りたいと思います。

 

なんとなく、わかっていた気がしたんです。

さっきまであんなに楽しそうに歌っていたのにまるで楽しくなさそうになったこととか、最後に一人ですたすた帰って行っちゃったこととか。

なんか機嫌悪いなぁとだけ思って。

気づかなかった自分は馬鹿だなと、今ならそう思います。

とりあえず、波瀾万丈だった3日間の備忘録をここに記しておきます。

まあある意味、その張本人に向けて書くことになるだろうから、きっと読んでね。

 

 

多分全ては、あのお昼から始まりました。

食堂へ向かう、友人を待っている最中でした。

なんとなくでみたブログが更新されていて、嬉々としてそれをクリックします。

いつもは無いはずの断りが書かれていて、頭を捻らせながら読み進めるわけです。

まあ最後には鳥肌が立って、急いでトイレに駆け込みました。

なんかよくわからないけど、シンプルに泣きそうになったんです。

涙を堪えながら、ある意味震えました。

ああ、こんなことあるんだなぁって。

ちょっと信じられなかった。

これからもこの生活が続いていくものだと、そう錯覚していたから。

準備が終わって待っていた側の人間が、トイレ終わった?とか聞かれているのも皮肉だなと思いながら、頭の中は真っ白でした。

結局は笑って喋っていたけれど、まあそこまで行くのに色々あったんだ、私も。

シンプルにお先真っ暗です、って。どーんと壁が立ちはだかったような気がしたんです。

彼の文章って、どこか重みがあって。

まあそれは、彼がお世辞を言わない性分だって知っているからこそなんだけれど。

全部受け止めたらまあ、壊れちゃいそうだった。

もやみたいに消えるから見ていてねなんて、宣言されているだけな気がして。

あの歌詞の伏線回収なんてしなくていいんだよ。

 

お昼ご飯中も、多分ずっと震えていた。

寒かったとかそういうわけじゃなくて、本当に怖かった。

君がどこか、遠い場所へ行ってしまう気がしたから。

ただ、君だけはどうしても手放したくなくて、そうやって足りない頭を動かしていた。

友達にはバレないよう、毅然と振る舞って。

でも頭の中は、君が語った文章で埋め尽くされていた。

 

で、お昼から帰ってきたら一周回って、本当に怒りが湧いてきたんです。

ああ馬鹿だななんて、大真面目に思って。私にこれを伝えて、それでどうするんだよと

わかるよ、私には言わなきゃってそう思ってくれたこと。

でもさ、その時思った。

私ってそんなにちっぽけだったのかと。

あんな何もしてない奴に負けちゃうような、それっきりの友人だったのかと。

 

そして夜に業務連絡のLINEが来て、自分の考えを言いたくなってしまいました。

本当は外側から攻めようと思ったんだけど、ちょっと君が何を考えているのか知りたくなったんです。

電話をしようなんて、一切考えてなくて。

恐怖はありませんでした。逆に何であそこまで震えていたのか知りたいところです。

「うん」

と返ってきた時、

「ならそれでいいじゃん」

なんて、同意していた自分がいて。

だから一瞬で、覚悟が決まりました。

 

君は理詰めなんかしなかったけどさ。

私の感情論は、綺麗事は、君の心に響いてくれましたか。

私さ、こんなにも過去の人間関係で後悔して。

とにかく沢山の選択を間違えて、そうやって生きていた。

でも君と出会って、のめり込める好きなことを見つけられて、人生が変わった気がする。

いっぱい間違えたけど、この選択だけは、決して間違ってなかった。

 

私は、君に会えてよかったよ。

君とバンドを組めて、友人になれて、共犯者になれてよかったと、心底思っている。

 

誰が何と言おうと、私にとっては君が一番だ。

君は、君が私に与えた影響の大きさを舐めている。

だからあんなことを軽々しく言えた。凄く傲慢なことを沢山言って。

でもそうやって、私はなんとも思ってないって、少し取り繕いたかった。

君が消えそうなら、強くならなきゃって思った。

いつも頼ってたのはきっと私ばっかりだし。

今から感じるかもしれない後悔も、君がいなくなることに比べたらちっぽけだって、そう伝えたい。

 

なんて、口下手な私の想いはどこまで届いたかわからないけれど。

そんなことを私は思っていたんです。

君はちゃんと、君のバンドメンバーから愛されている。

絶対、消えていい人じゃないんだ。

 


次の日は忙しくて。

3日後に3人でミーティングをすることになりました。

ドラムは会議をすると聞いた時に、どんな内容か、もう感づいていたのでしょう。

私に会った瞬間に「某あの人のことですか」なんて聞いてきたもんね。

 

そして決まった、会議前日の夜。

溜まった宿題を終わらせながら、気づいてしまったんです。

私が昨日言ったこと、それってあまりにも理想論すぎたのではって。

これを実現させたら、だいぶ生きづらい学校生活がスタートしてしまうんだろうと。

男子間の問題は、正直私にとってはあまり大きなことではありません。

でも君たちからしたら違うよな、なんて横切ったのです。

ドラムと話す前に、ある程度二人で現実的な案を考えないと、会議自体に意味がなくなってしまいそうな気がしました。

「なんでもない」なんて朝から何かを言いかけたのは、そのせい。

 

会議は去年の出来事を思い出させるような、教室で行われて。

結果ドラムは、想像以上に現実的な妥協案を提案してくれました。

それは平和主義の彼らしくて、ある意味理想でした。

しょうがないよななんて考えて横を見ると、本当に納得していない顔しているんだもん、当の本人が。

絶望したよ。

こりゃあ駄目だって、そう思った。

あの電話は、辞めないでと伝えた想いは、意味のないものになっちゃったんだなって。

 

会議が終わって、始まった時よりも各段と重い空気に包まれて。

「辞めるんでしょ」

なんて聞いたら、寂しそうな顔で頷くんだもの。

私はその時点で悟ったんです。

私の電話での言葉は救いじゃなくて、呪いになったんだなって。

じゃあもう「辞めていいよ」って。

その言葉が正解な気がしました。

そう思ってブログに書き込んで、でもやっぱり手は、削除ボタンに触れていた。

どうしても、その言葉を言ってしまったら取り返しがつかないような気がしたから。

私が頼ったのは、他でもない君で。

部活を立ち上げるのも、人間関係のトラブルが上手いこと終結したのも。

全部君じゃなきゃ、ダメだったんだよ。

君が嫌いなあいつには、できなかったんだよ。

私が君を信じたから、君が私を信じてくれたから。

そうやってこの部活は、バンドは回ってきたはずだ。

 


まあだからと言ってはなんですが、

こんなことを三日三晩考えていた時にきた連絡に、驚かないわけがないじゃないですか。

 

もうね、頭の中は大パニックで。

ちゃんと洗濯機まで行って、声にならない声を出していました。

なんやねんって。

思ったよ、そりゃあ。

 

だってあんな寂しそうな顔で、頷かれた後にって。

そりゃあなるでしょ。

手のひらくるっくるすぎない?

 

でもね。

ドラムの言葉が、君に響いたんだ、って。

事の経緯を聞いて、ようやく納得した。

彼の言葉には説得力というか、納得させる力があるもの。

偉大だねあの子は。

 

 

君がこれからをどうするかなんて、私にはわからない。

正直呆れた、こんなに誰かの感情をかき乱しまくって、それでいてもう終わるのかよって。

だからごめん、冷たくしていたら本当にごめん。

ただ自分の感情に、自分が一切追いつけていないだけ。

君のことを嫌いになったとか、絶対にそういうわけじゃない。

でもね、今なら言える。

これで良かったんだと思う。

君の選択が早かったからこそ、私はこんな文章を今書けてるし、当たり前の今に感謝しなきゃって思い出せた。

君が黙って消えなかったから、私に話してくれたから、今があるんだよ。

楽しい時間は、きっと永遠じゃないから。

そんなの知っていた。でもやっぱり、分かっていないものなんだね。

大切なのは過去でも未来でもなく、今なんだと。

その言葉に、ようやく私も納得しちゃったよ。

君が今も同じ部屋で楽器を弾いているのは、当たり前じゃないんだね。

 

伝えてくれてありがとう。

信じてくれてありがとう。

辞めないって選択をしてくれて、ありがとね。

 

全てが楽しいことで溢れているわけじゃない。

辛いことなんて数えきれないほどあるけれど。

そんな日々が彩られているのは、本当に君たちのおかげだと思っている。

 

君はさ、このバンドに未練を抱えてくれたのかな。

あいつになくても、私たち2人にはあってほしい、なんて。

そうずっと思っていた。

 

 

またいつかこの問題が再発したとして、本当に次は辞めるなんて言いだしたとして。

やっぱり何回だって言うよ。

君が辞めたら困る。辞めてほしくないの。

ドラムも言っていたでしょう、君ともう一人なら君を選ぶって。

君じゃなきゃ駄目なんだよ。

私が頼りにしているのは、紛れもない君なんだから。

こんなににへらと呑気に生きている人間が、あのブログを読んで泣きそうになってるんだから、そういうことだ。

君が一番大事だよ。

もう少し君の歌を聞いていたい。

君の居場所は、ベースの隣であってよ。

消えないでほしいなんて、どこまでも私の我儘だ。

ごめんね、私の言葉が君を傷つけてしまうことがあるなら、本当にごめん。

 

君から滲み出る、その優しさの正体はきっと。

これまで感じてきた、数えきれないほどのさびしさからできたものなんだと思う。

私に何の力もないよ。

でも、君が抱えている問題を聞くことくらいはできる。

消えてほしくないって、そんな想いを伝えて。

一緒に受け止めることくらいはできるから。

 

楽しいことばかりじゃないけどさ、たまに音楽を奏でたりして、笑えるのなら。

きっとそれでいいよ。

十分すぎるほど十分だよ。

そうやって、もうちょっとだけでも隣で生きてくれたら、私は嬉しい。

ミーティングにドラマ

今日の話し合いで決まった。

遅かれ早かれ、ラスボスとミーティングをしなければならないということ。

まるでドラマみたいだよ、なんて、友達が形容していた。

クビにされたことはただの序章に過ぎなくて、

それはきっとドラマでいう、第一話だったのだから。

かつ、私たちが最初に感じたラスボスは、言ってしまえば上に動かされた人間で。

その後にこの人だと思った人も、意見を変えられた一人なのだとすれば。

ボスは先輩でもリーダーでもない。

きっと先生、それも過去に敵へ回すまいと必死に健闘してきた人。仲良い先生だ。

軽音部の立ち上げの時に友好関係を結んでいたことが幻と化する日も、そう遠くはないかもしれない。

事実として、反逆する立場になってしまったのだから。

先生を敵に回したくないと話したら、

「腹がくくれていないだけだろう」と。

そう、怖いだけなんだと思います。覚悟を決めなきゃ。

 

世の中には、歴史になんて残らないけど今を頑張って生きる人たちが、きっと沢山いるんだと思います。

こんなに会議をしても、私たちの頑張ったことなんて、きっと誰の記憶にも残らないのです。

現に軽音部を立ちあげようと奮闘した当初のことは、幹部しか知らないだろうし、一個下の後輩にとって、軽音部は初めからあったものなんですから。

当たり前に存在していたものに、特別感を抱いて感謝するなんて難しすぎるもの。

でも、側にいた人たちはちゃんと分かっていると信じています。

日の目に当たらず足掻いたことも、嘘じゃないから。

いつも隣にいてくれた共犯者を、知っているから。

 

死生観の話で盛り上がった、国語の時間。

「今日死んでもいいようにって、毎日生きているよ」

友達や、文章が言っていた言葉。

当たり前が当たり前に存在することは、きっと普通のことではなくて。

現に年を取るに連れ、周りは段々と消えていって。

そうやって、必ず迎える終わりに気づかされます。

ほんの少しの寂しさを感じるから、今をちょっと頑張ろう、なんてそう思います。

最終話まで、無事走り抜けられるんでしょうか。

曇りのち晴れであれ。

前のブログは、悩みなんてないんでしょって言われて、なんだか反抗したくなって。

今特に深く悩んでいることがあるわけじゃないんです、だから考えさせちゃってたらごめん。心配しないでね。

高校生活の中で一番辛かったのは多分去年の数週間で、その事実は案外幸せなんだと思います。

だって私にとって、あれより辛いことはなかったのだから。

前に進むための辛さなら、いくらだって耐えられるもの。

 

共犯者という言葉が好きです。

中学生時代は、アニメとボカロ、ヘッドホンを片時も離さず身につけていました。

小さな頃はJ-pop一筋で。洋楽、いわゆるロックに通ってきていないのは少し悔しかったりします。

今は邦ロックばかり聴いてるし、自分の中の流行りの波ってありますよね。

傘村トータさんの『晴天を穿つ』という歌に一時期ハマりまして。

だから、共犯者という言葉が好きなんだと思います。

こんな友達が欲しい、こんな人になりたいって、そう主観で思っただけだけど。

 

好きな曲が数えきれないほどあるのです。 

それが最高に幸せです。

だって世の中は、こんなに素敵な曲で溢れているんだもの。

音楽とか作品とかって、そのものへの出会い方がきっと凄く大事で。

自分の状況によって、その曲の大切さとか思いの強さとかが変わるから、その分大切な曲も人それぞれ違うんだと思います。

私がまだ知らない曲も、過去の私を救ってくれたあの曲も。

事実として、時が経つに連れ聞かなくなる曲もあるけれど、たまに聞くとどうしようもなく心に響いたりします。

昔を思い出したりして、

まあ16の昔なんてちっぽけなもんだけどね。

そのちっぽけで人生が出来上がっているのだから、そりゃあ自分の視野や世界だって狭いわけです。

考え方がしょっちゅう変わるから、矛盾していることばかりですし。

繋げて読もうもんなら、毎日のブログで矛盾しているところがあるはずです。もはや一日のブログにですらあると思う。

 

 

明日はミーティングです。

ようやく聞ける、ようやく動けるよ。

まだラスボスには話せてないけどさ。いつになったら決着つくんだろうね。

でも独りじゃないから、なんとでもなると信じている。

潰さない、私たちが卒業する年のイベントを全部無くすなんてやってられない。

でもさ、私が初めに悪役だと思っていた人は、ただの人間だった。

誰かの子供で、友達がいて、多分悩みがあったりして、そんな、普通の人間だった。

敵なんかじゃなかった。彼もただの下っ端だった。

きっと、私たちが考えているラスボスだって同じだ。

誰かのお母さんで、もしかして子供は幼い頃の私みたいに、母の帰りを首を長くして待っているのかもしれない。

地位が高いからどうしても強そうに見えるだけで、彼女だって何かを考えて生きているんだと。

だから敵になんか回したくない。出来るだけ円満に、妥協案を見つけたい。

 

でも事実として、私たちだって必死に頑張っていることくらいは知ってほしいと、そんな欲張りを思ってしまう。

朝6時から文化祭のセッティングをしていた友人のこととか、知っているの私たちしかいないじゃん。

そうやって未来に繋いでいこうとしていたことが、上からの指示だけで全てなかったことになる。それは少し違うと思う。

部活のことだってさ、全然とんとん拍子でなんか進んでなくて。

ミーティングなんて沢山したし、私たちも結構頑張ってるんだ。未だにメンバー組めていない子がいて、正直もうどうしたらいいかわからないよ。

自分や全体を見ることで頭がいっぱいで、差し伸べてくれた目の前の手を取ることすら満足にできていない。

知らないことはしょうがないだろう。知ることができないなんて、いくらでもあるもので。

しょうがないけれど、そんなことはわかっているけれど。知りもしないくせに、聞こうともしないくせに、全てを否定する人は許せない。

自分のことなんて何でもいいけどさ、何事にも頑張っている人はいるもので。

少なからず非難されるべきではない。

努力を否定する意見を、肯定なんかしたくない。

君に対して、後ろ指を指してくる奴らって誰なんですか。ベースの出番か。

 

正直、彼がそのまま部長であるべきだったんだろうと最近思います。

というかだいぶ前から思ってた、ある意味後悔した。

あの時、彼が混沌とした状況にいたであろうことは容易に想像できるし、あの場で私があんなこと言わなくてよかったよなって。

事実として当時彼にはちょっとムカついていたけど、もっとちゃんと連絡通せって思わずにはいられなかったけどさ、でもその時もしも私が彼の立場だったならそんな冷静にいられなかったと思うんです。

スポーツも、色んなことを全部両立できている彼は凄いんです。何もかも中途半端な私よりは、本当に何倍も。

私は目の前の人の気持ちすらも、分かっていないんだからさ。

 

君を否定してくる奴らがいるなら、そんな意見は聞かなくていい。耳に入れる必要なんてない。

初めのプロポーザルを書いてくれたのだって、私の「外でライブがしたい」なんて夢を一緒に見てくれたのも。

間違えなく、君だから。

見てたし、分かっている。

君が頑張っていたことを、私は知ってる。

そんな自負はあるらしい。

1番側にいた人の意見を信じていいと思うんだ。

 

最近仲良い人が多くて、友達との付き合い方なんてわかんないから、ちょっと怖いよ。

何でそんなに優しいんですか、泣かせに来てるんですか。

一人で読んでいて、本当に泣いてやろうかと思ったよ。

君の優しさに救われている、ありがとう。感謝してもしきれないや。

 

体育の時間。

急に空が晴れました。

少しでも、その曇天に光が差せば。

投げたボールをキャッチしてくれる人がいるように、私の言葉を受け取ってくれる人がいるのなら。

「何回だって言うよ、世界は美しいよ」

そんな歌が耳を通って、頭の中へと響いていきます。

未来なんてさ、もう最初から決まっているのかもしれない。

私とか、私たちの足掻きは所詮、無かったことになるのかもしれない。

でも、今自分の感じることをちょっと貫いてみたい。

ないはずの未来だって、まだ掴めると信じたい。

少しでも掴めるのなら、短いこの手を空高くまで伸ばしたいよ。

 

追記: 色々付け加えています